アクリル彫刻の製作方法


彫刻銘板はアクリル板に直接加工するため、原版費用が掛からず安価に製作できる利点があり、部屋名を表す室銘板や制御盤名などのプレートに使用されております。書体(フォント)は彫刻機の刃先(ドリル)が回転して文字を彫るため、文字・線の端が半円になる丸ゴシック体が基本となりますが、明朝体などにも対応しております。

アクリル銘板のおもて彫刻

アクリル銘板のおもて彫刻は、白い板の表面に彫刻し色入れをして製作いたします。彫った箇所が凹みとなり、裏彫刻より安価で製作できます。また、お客様の支給材に直接彫りこみする場合も、おもて彫刻となります。

アクリル銘板の裏彫刻

アクリル銘板の裏彫刻は、透明板の裏面に白色塗装されたアクリル材に裏彫刻にて製作いたします。裏彫刻とは逆文字(ミラー文字)にて文字を彫る手法です。特性としては裏面に文字を彫刻するので、アクリル表面は透明クリアーで綺麗な仕上がりになり、文字が消えたり剥がれる心配がありません。

製作ステップ

1.アクリル板をカットする


2.アクリル板に、文字・デザインを彫刻する。


3.彫刻箇所に色入れをする。


4.アクリル板の側面をプレーナーで削りなめらかにする。


5.バフ布でアクリル板の側面を磨く


6.仕様によりR加工をする。


7.取り付け方法の仕様によりビス留め用の穴加工又は両面テープの貼りつけをする。


8.仕上げ処理をする。